熱の産生
突然ですが人間の体内で最も熱を持つ場所はどこだかご存知ですか?
人間の体内でもっとも熱も持つ、熱を産生する場所…それは『脳』です!!
食べ物を消化吸収する際には消化器の臓器で熱を作り出し、体を動かせば筋肉が動くことで熱を作り出しますが…それよりもはるかに熱を作り出す場所が『脳』なんです。
消化器の臓器を調整するのも、体を動かすのも全ては脳からの指令ですからね!
人間の汗腺(汗をかく機能)は脳の発達と関係が深いと言われています。
脳の働きが活発にすることで、脳が熱を持ちます!ある一定の温度を超えると脳がオーバーヒートしてしまうので、オーバーヒートを防ぐためにも熱をうまく発散させることが大切です!
~暑熱順化(しょねつじゅんか)~
熱中症もうまく体から熱を発散することが出来ないことが原因の1つだと言われています。
体温が上がると人間は汗をかき、その汗が蒸発する時に体から熱を奪い取ることで体温が下がります。
ただ日頃からあまり汗をかかない環境にいると、汗をかく器官である汗腺がうまく働かず、汗をかけない状態になっていることがあります。
熱中症を防ぐためにエアコンが効いた部屋の中で過ごすのもいいですが、ある程度の暑さを体感し汗をかく機能を目覚めさせることで、夏の暑さに負けない体を作ることが出来ます。
体に暑さを慣れさせて、暑さに強くなることを『暑熱順化(しょねつじゅんか)』と言います。
運動で解決できます!!
日頃から運動することで体温が上がり汗をかくことで、汗腺が鍛えられます。
最初にも述べましたが、脳の発達と汗腺は密接な関係にありますので、しっかり体を動かし、しっかり汗をかくことで脳の発達や機能向上(認知症予防)へと繋がっていきます。
日頃からの運動習慣をつけ、暑さに負けない体を作り、この夏も元気に乗り切りましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
もちろん汗をかいたら水分補給もお忘れなく!!
ここまで偉そうなことを言っている がむしゃら番長 犬飼は暑さに弱いです(笑)・・・まだまだ伸びしろがいっぱいで鍛えがいがあるってことですね(-_-)
仕事中は人一倍い汗をかいて、人一倍仕事をしているようには見えますが…
※酷暑環境での運動は、必ず無理のない範囲で行い、少しでも異常を感じたら速やかに休憩や水分補給、栄養補給を行うようにしてください。